Top Message

トップメッセージ

大きな節目を前に、
新たな進化を目指して

ISHIYAグループは2026年に「白い恋人」発売50周年、2027年に石屋製菓創業80周年を迎えます。この節目を前に私たちは現在いくつものプロジェクトを進めています。
スピード感を持って実現するもの、時間をかけてゆっくり醸成していくもの、内容はさまざまですが、すべてに共通しているのは中期経営計画のスローガン「Stand By Hokkaido」であり、「100年先も、北海道に愛される会社へ」という長期ビジョンに向けて日々前進を続けています。

2024年に実現したプロジェクトの1つに5月にオープンした「西の町いこいの駅Route148(ルートイシヤ)」があります。
以前からお客さま・地域・ISHIYAの接点となる場所をつくりたいと計画していたもので、小さなお子さまが寒い季節も安心して遊べる場所であり、イベントの開催や地域の観光案内、もちろんおいしいお菓子をご提供できる、身近で多様な地域交流拠点として大切に育てていきたいと考えています。

新しい挑戦としては、7月にグループ企業の株式会社GOURMAND ISHIYA(グルマン イシヤ)を設立し、新工場の建設を進めています。完成は2026年の予定で、グループ全体のフードインフラの役割を担い、おにぎりやお弁当に使う米飯をはじめ、「白い恋人」など和洋菓子の半製品を製造し、商品のさらなる需要増加に対応する製造能力の向上と安定供給を目指しています。2024年に新発売した「白い恋人ロールケーキ」や、バウムクーヘンなど、ISHIYAグループが自信を持ってお届けする商品たちを力強く支える存在になるはずです。

グループ全体の動きでは、大きな節目に合わせてあらためて原点に立ち返り、ブランドの再構築を行っています。私たちが目指す方向性は変わりませんが、ISHIYAグループとしてステークホルダーの皆さまに明確にお伝えし、それに向かって突き進んでいくことが目的です。

ISHIYAグループの3つの新事業として、1つは従来までも力を入れてきた北海道の一次産業への支援や協働を含めたフードインフラ事業、次に原料を購入し、製造・加工し、流通するフードサプライチェーン事業、最後に「食」を通じてお客さまに楽しさや幸せをお届けするフードエンターテインメント事業があります。これらは今までも取り組んできた大きな3本柱ですが、北海道の「食」にかかわる企業として、今後はさらに一気通貫で表現していきたいと思っています。

Stand By Hokkaido
いつも北海道のそばに。

これからのISHIYAグループの進化を、
ぜひ楽しみにしていただけますと幸いです。

石屋製菓株式会社・
石屋商事株式会社
代表取締役社長 石水 創