Region

地域社会

「地域連携チーム」が始動!
ISHIYAの地域貢献をパワーアップします

ISHIYAの企業理念「しあわせをつくるお菓子」
そして2020年に掲げた長期ビジョン「100年先も、北海道に愛される会社へ」
これからもずっと100年先も北海道がすばらしいところであり続けてほしい。
そんな想いをお伝えするISHIYAサスティナブルストーリー。

ISHIYAは「地域の一員として、一緒にまちを盛り上げたい」という思いから、おまつりやイベント、まちづくりなど、地域の活動をいろいろな形でお手伝いしてきました。

2024年6月には社内の4部署からなる「地域連携チーム」を結成し、さらなる貢献を目指しています。
今回はチームのメンバー3人に話を聞きました。

3人1.jpg
  • 地域連携チーム リーダー/社長室 広報CSR推進担当&サスティナビリティ推進チーム
    吉田 歩さん
  • パーク事業部 シニアエキスパート
    横関宏美さん
  • Route 148(ルートイシヤ)事業室
    鈴木康平さん

「オール西区」で開催したYOSAKOI西区宮の沢会場

吉田:このチームは、社内で特に地域との関わりが強いパーク事業部、人事総務部、社長室、Route148事業室から1名ずつが参加しています。地域の活動をサポートするとき、従来はどこかの部署が担当していましたが、単独で動くよりも得意分野を生かして連携を強化することで、できることがもっと増えると考えました。

吉田さん1.jpg

吉田歩さん

横関:結成のきっかけは、20246月のYOSAKOIソーラン祭り「西区宮の沢会場」の開催です。2019年までは宮の沢白い恋人サッカー場が会場でしたが、コロナ禍で中止になっていて、2022年頃から「またISHIYAで復活してほしい」といった地域の要望をお聞きしていました。しかし、まだコロナの影響が続き、実現は難しい状況にあったんです。
そうしたなかで、2023年に地元の夏まつりで「来年は宮の沢会場を復活させよう」という話が盛り上がり、有志で「西区宮の沢会場実行委員会」を立ち上げて準備を進めました。会場を近くの「宮の沢ふれあい公園」に移し、2024年に5年ぶりに西区に会場が復活。このときISHIYAも地元企業の一つとして、パーク事業部、人事総務部、社長室がそろって参加したことが良い結果につながったため、Route148事業室も加えて「地域連携チーム」として発足したわけです。

横関さん3.jpg

横関宏美さん

吉田:このYOSAKOIは本当に「オール西区」で盛り上げることができました。かつては宮の沢会場のほかに琴似や手稲会場もあったのですが、すべて無くなってしまって「寂しい」「復活させたい」という声が多くありました。今回そうした意見がまとまって、町内会や商店会、地元企業、YOSAKOIソーラン祭り組織委員会など多くの人たちが団結し、今後も続けられる体制になったと思います。宮の沢会場は、地元小学校のスクールバンドの演奏があったり、フラダンスチームやチアダンスの舞台があったり、地元アイドルが登場したり、すごくアットホームなんですよ。そういう特色も大切にしていきたいですね。

写真1.jpg

「オール西区」で盛り上げたYOSAKOIソーラン祭り 西区宮の沢会場

地域の一員として裏方に徹する

横関:例年8月下旬に「西町地区夏祭り・盆踊り実行委員会」が主催し、「コンサタウンふれあいフェスタ」を開催しています。2024年で第6回目になりますが、ISHIYAも当初から実行委員として関わっていて、今回初めて地域連携チームで参加しました。

横関さん1.jpg

吉田:ふれあいフェスタは年々来場者が増え、ついに来場者が1万人を超えました。近所の方々が家族みんなで来て、盆踊りや花火を楽しんでいるのがよくわかります。地域に浸透してきた感じがしてうれしいですね。

横関:ふれあいフェスタも、YOSAKOIの宮の沢会場も、ISHIYAは地域の一員としての参加であり、裏方に徹するようにしています。かといって存在が全く見えないのも寂しいので、引っ込み過ぎず、町内会や商店会、他の地元企業の方々とみんなでまちを盛り上げたい。その気持ちはずっと変わらず、チームになってもっと強くなりました。

写真3.jpg

新入社員の参加しイベントを盛り上げました。

鈴木:そうですね。2024年5月にオープンしたRoute148は、だれもが気軽に立ち寄れる「開かれた場所」でありたいと思っています。毎週火・金曜日には子育てサロンを開催し、雨や雪の日でも遊べるキッズスペースを用意しています。また、パブリックビューイングやビブリオバトル、子ども食堂、西区役所が主催の「にしく♪ちびっこミュージックプロムナード」など、いろいろな行事を開催する場所として、多くの方々にご利用いただいています。

鈴木さん3.jpg

鈴木康平さん

吉田:Route148は社員にとっても「憩いの場」ですよね。毎月1回社内のバースデーパーティをやっていて、こちらも大好評です。お客さまと地域と社員、みんなの「しあわせが出会う場所」になってきていると思います。

IMG_1398.jpg

ROUTE148でのパブリックビューイングでは多くのサポーターが訪れる。

[関連リンク]Route148

ずっと続けること、少しずつ広げることを目指して

吉田:それから、今回初めて地域連携チームで参加して手応えを感じたのが、「ミニさっぽろ」というイベントです。小学校34年生を対象に、職業体験や消費体験を通して働くことの楽しさや大変さを経験するイベントで、ISHIYAとしては2回目の参加です。ここで白い恋人パークのようにチョコレートについて学ぶイベントを開催し、お客さまの受付と講師役を子どもたちにやってもらったのですが、みんな想像以上に工夫して取り組んでくれて、それぞれの個性も見えて私たちも勉強になることがたくさんありました。何より、子どもたちが「うまくできた!」と実感している表情が素晴らしく、見ていて本当にうれしくなりました。

吉田さん2.jpg

鈴木:イベント当日、学生さんのボランティアの中に、白い恋人のTシャツを着て、ISHIYAのブースをお手伝いしたい、と言ってくれた人がいました。そんなに熱い気持ちを持ってくださる人がいることを知って驚きましたし、すごくうれしかった。そういう人を、もっと増やしたいと思いました。そのためにも、「ミニさっぽろ」のような活動をずっと続けることが大切なのかなと思います。

鈴木さん2.jpg

横関:あれはうれしかったですね。今は西区宮の沢を中心とした地域貢献が多いのですが、ISHIYAは北広島にも旭川にも道内各地に拠点がありますので、北海道全体への社会貢献ができるように段階的に活動を広げていきたいと思います。
言葉が合っているかわかりませんけれども、ISHIYAは敷居が高いというイメージに思われることが時々あります。でもそんなことは全くなくて、何事にも柔軟に対応する会社だと思いますので、地域のみなさんから意見をお聞きして、一緒にいろいろな活動をつくっていきたいです。

横関さん2.jpg

吉田:地域の方々とのネットワークをつないで、イベントやおまつりなどの企画段階から携わっていけたらうれしいですし、もっともっと幅広い活動に参加していけるように、チームとしても成長したいと思っています。みなさま、これからもどうぞよろしくお願いします!

3人2.jpg

[関連リンク]ミニさっぽろ